2013/05/31

Vimperator で migemo な検索をする

普段は Vimperator を使ってブラウジングしているのですが、試しに Chrome に Vichrome を入れてみて設定を覗いていると、 migemo な search ができる様子。
有効にしてみると / で普通に migemo 検索できて良いなー、と。

Chrome の Address Bar を消せるなら乗り換えを検討したのですがどうも無理っぽい。
一時期の Chrome はアドレスバーを消せた ようなのですが、最新のだと無理とのこと。

Vimperator でも migemo な検索ができないかなー、ということで導入してみたログ。


環境

  • Mac OS X Mountain Lion
  • Firefox 21.0
  • Homebrew 0.9.4
  • coreutils 8.21
  • md5sha1sum 0.9.5
  • 最新の XUL/migemo (2013/05/31 時点では bb2d73f)
  • migemo-find.js (2013/05/31 時点での最新)


XUL/migemo のインストール

まずは XUL/migemo のインストール。
firefox add-ons からインストールできるのは古いので github から最新を build する。

sha1sum コマンドと、coreutils が必要。
どうやら cp とかは gnu のやつを想定しているようで、Mac のデフォルトの cp だと無理。
ということで sed で cp を gcp にしてごまかすとどうにかなった。
あと buildscript が submodule で引っ付いてる。
make かけると submodule update するのだけれど、今回はsedるために手動で update する。

ってなわけでコマンドはこんな感じ
$ brew install coreutils
$ brew install md5sha1sum
$ git clone git://github.com/piroor/xulmigemo.git
$ cd xulmigemo
$ git submodule update
$ sed -i -e 's/^\(.*\)cp/\1gcp/' **/*.sh
$ make
$ open -a "firefox" xulmigemo.xpi
無事に入れられたら初回起動時に辞書のインストールを求められるのでインストール。
手順は忘れたけれど next とか ok 連打でどうにかなる。はず。たぶん。どうにかして。


Vimperator から migemo を使う

あとは
~/.vimperator/plugin
migemo-find.js を置いて終了。
私は repository を clone して symbolic link を貼っているので、同じようにするなら
$ git clone git://github.com/vimpr/vimperator-plugins.git
$ ln -s `pwd`/vimperator-plugin/migemo-find.js $HOME/.vimperator/plugin
くらい。

あとは normal mode で /nihongo とかで検索できるようになってるはず。

2013/05/23

mecab を ruby で使う

mecab を ruby で使えるようにするおはなし。

環境

  • Mac OS X Mountain Lion
  • Homebrew 0.9.4
  • ruby 2.0.0-p195

brew で mecab の install

$ brew install mecab
$ brew install mecab-ipadic
mecab本体と一緒に辞書である ipadic を入れます。
デフォルトで UTF8 なのでこのままでおそらく大丈夫です。


mecab-ruby の install

mecab-ruby は gem にも brew にも無いので、ソースを落としてビルドします。
2013/05/23 時点での最新版は 0.996 なので
$ wget https://mecab.googlecode.com/files/mecab-ruby-0.996.tar.gz
$ tar xzf mecab-ruby-0.996.tar.gz
$ cd mecab-ruby-0.996
くらいで落として解凍します。

ここで、Macにはデフォルトでmecabが入っているせいで mecab-ruby が見るライブラリのパスが違ってしまう問題があるので、brew でインストールした方を使うように extconf.rb を修正する必要があります。

具体的には
dir_config('mecab',
`mecab-config --inc-dir`.strip,
`mecab-config --libs-only-L`.strip)
を $CFLAGS += の上くらいに入れます。

その後、mecab-ruby を build して install します。
$ gem build mecab-ruby.gemspec
$ gem install mecab-ruby-0.99.gem
きちんとインストールできたかは、gemspec と同じディレクトリにある test.rb を実行して、文が分解されているかを見てみると良いと思います。

mecab-ruby のテスト

$ ruby test.rb
を打ってばーっといろいろ分解された品詞とかが出たら成功だと思います。たぶん。
あとは require 'MeCab' とかしていろいろすると良いんじゃないかなー。

2013/05/01

#ieLT で発表してきた

2013/04/29 に 新入生歓迎LT祭り があったので行ってきた。
Togetter はこちら。 ust のアーカイブは 2013/05/01 時点では無いっぽい?

所感としては全体的にわいわいしてる感じだったなー、って印象。イイネも多かったし。
なんかゆるいねー、とか、質問あるの変じゃね、みたいな話もあったけれど、新入生に楽しさを伝えるって意図なら達成できてるのではー、とか。
それを言えば趣旨ってそもそもなんだっけ、とか考えつつ。

一応  Hello Command Line World. ってことで発表もしてきました。
なんというか5分が意外と短かかった感。
考えてたネタがいくつかできなかったけれど、5分ってそんなもんかなー、って気も。

一応目的としては
  • CLI使おう
 ってだけ。

なんというか、PC使うのってGUIだけでも無いですよー、と。
Xcode の Command Line Tools はインストール大会で入れるので、基本的なコマンドは使えるので活用してみよう、ってな意図。
The Unix Super Text を読もう、ってのもあながち冗談じゃなくて、半分くらい読めば割と捗る気がする。というか私自身が半分くらいで止まってるのは内緒。
シェルのパスのくだりとかはアレを読んで納得したので良い本だと思ってます。重いけれど。

まー、具体的に CLI の方が効率良いかと言われたらどう答えて良いか謎なのだけれど、とりあえず私は zsh + Vim + git で割と快適に作業してる、つもり、です。
でも提出スクリプトとか書くと楽かも。rsyncを手で 打つことは無くなったし。
あとは make とかかな。 Vim から呼べるから書きながらプレビューできる。
platex を手で打つこともなくなったし。とかとか。ステマっぽいな。

あと、新入生に斧投げてくるような人いないかなー、いたら ryudai.rb にこないかなー。とかとか。