2014/05/24

Open Source Conference 2014 Okinawa に行ってきた

オープンソースカンファレンス に行ってきました。

今年は沖縄が10回目らしいのだったり、最近100回達成したり、10年目だったりの記念会だたっぽいです。

参加者的には、噂の Eject コマンドユーザ会 を見られたりとか、トートバッグが当たったりとかな感じでした。


ちなみにあんまり参加者側の印象が無いのはブースで参加していたりセミナーで発表していたりしたからで。

ブースでは研究室の成果物である TreeVNC と ie-virsh を展示。
TreeVNC は大量のユーザが繋がっても重くなりづらく、画面配信する画面切り替えを接続を切ることなくできる、というもの。
ie-virsh は学生が自分のアカウントのみで自分の VM を起動したり操作できる、という学科向けマルチユーザ virsh です。
詳しくはきっと中の人達がどこかにまとめてくれているでしょう。


セミナーでは Agda入門 ということで Agda という言語の入門をしてきました。
加法の交換法則の x + y == y + x を証明してきました。
入門というのには大変なレベルでいろいろな要素が入っていて

  • Curry-Howard Isomorphism
    • プログラムで証明を扱う上でこういう理論をベースにしてます、と言わなきゃ
  • Peano Arithmetic
    • 加法するから自然数定義しなきゃ
  • Equivalence
    • 等価性証明するから定義しなきゃ
  • Reasoning
    • 式変形に使うし説明しなきゃ
とかとかで割と聞いたこと無いようなもの大盛りでお送りしました。


発表の感想としては割と反応難しいよなー、といった感じ。というか私も難しいよなーとか思っていながら。

目に見えて分かるくらい貢献するようなこういうことができます、ってくらい言えた方がやっぱり見た目的にも分かりやすさ的にも良いはず。
ただそういうネタが見つかんなかったのとそれが書けるかなー、とかやってる流れでとりあえず 1 + 1 = 2 な路線で行ってみようか、という感じでした。
うーん。どうしていこうかなー。

2014/05/12

rbenv と readline でゴニョゴニョした話

Ruby 2.1.1 を rbenv で入れようとするとビルドがコケる。

brew な readline が 6.3.3 にいつの間にか上がってて、それだとマズいらしい

6.2.4 とかだと大丈夫らしいので、一旦  checkout してインストールして brew switch とか。
$ brew versions readline
$ pushd /usrl/local
$ git checkout 0181c8a Library/Formula/readline.rb
$ brew install readline
$ brew switch readline 6.2.4
$ git checkout master
$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--enable-shared" rbenv install 2.1.1
そうすれば2.1.1が入りました。

と思ったら brew 側の readline が 6.3.5 に上がってた。
のと、Rubyも2.1.2 が出てた
ということで試してみる
$ brew install readline
$ brew switch readline 6.3.5
$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--enable-shared" rbenv install 2.1.1
$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--enable-shared" rbenv install 2.1.2
なんか素直に2.1.1も2.1.2も入った。
brew な readline 入ってるとその辺気にしないといけなさそうなのかな。

とりあえず 6.3.5 だと何ら問題は無いらしい。